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【2025年版】ボージョレ・ヌーヴォの解禁日いつ?ワインの出来とおすすめ銘柄を解説

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赤ワイン 乾杯
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はなこ

今年のボージョレっていつ解禁なの?せっかくだからおすすめも知りたい!

この記事の概要
  • 2025年ボージョレ・ヌーボ解禁日
  • 2025年ボージョレ・ヌーボの評判
  • ボージョレ・ヌーボの歴史
  • ボージョレ・ヌーボの種類
  • おすすめの銘柄
  • 10倍美味しくする飲み方
  • ボージョレと合わせやすい料理

「解禁日だけはせっかくだから飲んでみたい!」

なんて思うひとも多いと思いますが、やっぱり今年のワインの正確な解禁日や評価は気になりますよね。

僕も毎年飲みますが、仕事柄ある程度飲んでいると美味しい銘柄や飲み方がみえてきます。

そんな僕の経験を踏まえ、ボージョレ・ヌーヴォについて惜しみなくこちらの記事で紹介するので、ご覧いただき是非美味しいワインを今年は楽しんでみてください。

2025年のボージョレ・ヌーヴォの解禁日は11月20日(木)

2025年のボージョレ・ヌーヴォの出来について

2025年のボージョレ地方は、暑く乾燥した好条件の年となり、ブドウの成熟が進み香り豊かでジューシーな果実味が期待されています。
例えば、Domaine Bel Avenirでは「バブルガム、ラズベリー、チェリーなどの鮮やかで活き活きとした味わい」が予想されると報告されています。
また、ブルゴーニュ全域の収穫状況に関する報告では、2025年は降雨が5日ごと程度にあり、干ばつは回避された一方で、ミルデュー(ぶどうの病気)はボージョレでも問題となっていると指摘されています。
なお、収量については、2024年よりは多く、2023年には及ばないという傾向が報告されています。

スクロールできます
ワイン名ジョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー
ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォージョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス
ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォージョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
参考画像ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォージョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュスジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォージョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
タイプ赤ワイン赤ワイン赤ワイン赤ワインオレンジワイン
味わい辛口辛口辛口辛口辛口
ブドウ品種ガメイガメイガメイガメイシャルドネ
参考価格2,966円4,441円2,507円4,162円3,295円
おすすめ度(5)(4)(4.5)(3.5)(3.5)
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

僕自身がワインの業界にいてこれまでいくつも飲んできましたが、その中でもおすすめの銘柄はこちらです。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー

参考価格:2,966円~
当ブログ評価:(5)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い
渋み
低い
高い

2025年に収穫されたぶどうの中でも、特別に良質なものを使ったワンランク上のヌーヴォー。
とれたてぶどうが持つ本来の果実味がより際立つように、冷却処理をあえて行わないノンチル製法を新たに採用。
ヴィラージュのぶどう本来の味わいを活かすことで、より香り豊かで厚みのあるリッチな味わいになりました。
ラベルデザインは12年ぶりに大幅刷新。
デュブッフらしい色とりどりの花々を楕円形にあしらい、蜂や鳥、てんとう虫などで自然豊かな畑の多様性を表現しました。

細かい点まで詳しく解説するので、最後まで是非ご覧ください。

目次

ボージョレ・ヌーヴォとは?

ボージョレ・ヌーヴォ
はなこ

そもそもボージョレ・ヌーヴォってなに?

ボージョレ・ヌーヴォとは
  • ボージョレ(Beaujolais)=フランスのボージョレ地区
  • ヌーヴォ(Nouveau)=新しい(フランス語)※英語で言えばNew
  • ボージョレ・ヌーヴォ(Beaujolais Nouveau)=ボージョレ地区で造られた新しいワイン

結構難しく思うかもしれませが、該当の地域で造られた新酒とおぼえておいていただければ問題ありません。

もう少し詳しく解説いたしますね。

ボージョレ・ヌーヴォの歴史

ボージョレ・ヌーヴォについては色々な諸説がありますが、1番有力な情報で「現地の農民が収穫を祝った」のが始まりといわれています。

また、あまりブドウの出来が良くなく、それでもなんとかして美味しく作ろうと考えた農家のひとが収穫後すぐにワインとして飲めるような醸造を行った結果、たちまち美味しいと評判を経て広まったともされています。

ちなみに日本への輸入が盛んにおこなわれたのが1976年の時で、ちょうど経済も好調のバブル絶頂期のときです。

バブルと同時にワインのブームとなりましたが、バブル崩壊後はボージョレ・ヌーヴォの火も陰りをみせ、いったん落ち着くかたちとなりました。

ですが何度か起こる赤ワインブームの影響もあり、現在はバブルの時よりも大きな市場を占めるようになっています。

ボージョレ・ヌーヴォの解禁日について

ボージョレ・ヌーヴォには解禁日が設けられていて「11月の第3木曜日」という決まりがあります。

2025年のボージョレ・ヌーヴォの解禁日は11月20日(木)

はなこ

ずっと前からなの?

めしわいん

いや、実は何度か変更もありましたよ。

\解禁日の歴史/

  • 当初は11月11日(聖マルティヌスの日)
  • 終戦記念日と重なり11月15日に
  • 不正や生活スタイルから現在の11月第3木曜日に変更

当初11月11日が解禁日となっていました。

この解禁日は「聖マルティヌスの日」とされ非常にヨーロッパでは良い日とされていたのですが、第1次世界大戦の終戦記念日となり重なってしまうため、その後にいい日とされている11月15日変更になりました。

ですが、このように日にちで区切ってしまうと、飲食店やワインを販売する店舗が土日の場合休業してしまうことがフランスでは多く、せっかくの解禁日にも関わらず飲めない、売れないという事態も起きてしまったそうです。

また、ボージョレ・ヌーヴォは「新酒」ということで、フレッシュさが売りのためどこの生産者も収穫から醸造を早く行い一般に流通させたいということから、当時フランスでは休んで出せないなら早めに出して稼ごうなんて考えも出てしまい不正が相次ぐ状態に(悲)

そこで、日にちで区切らず曜日で区切ることで不正の横行や休業なども回避できるようになり現在の11月第3木曜日となったわけです。

ボージョレ・ヌーヴォの種類

はなこ

ボージョレ・ヌーヴォって赤だけなの?

めしわいん

いいえ、赤のほかにロゼがあります。

ボージョレ・ヌーヴォの種類について
  • フランスのボージョレ地区では「赤ワイン」「ロゼワイン」しかボージョレ・ヌーヴォと名乗ってはいけない法律がある
  • ブドウ品種にも決まりがあり「ガメイ」という黒ブドウの品種しか利用してはいけない
  • 「ヌーヴォ」という単語自体利用するのは問題ないので、白でも「ボージョレ」を名乗らなければ流通させることもできる(新酒という意味で)

不正に「ボージョレ」を扱われないために、フランスでは厳しい制限を設け基本的には「赤ワイン」か「ロゼワイン」のみとなっています。

白ワインは「ボージョレ・ヌーヴォ」を使わなければ新酒として扱いリリースすることができます。

ジョルジュ・デュブッフ オレンジ・ヌーヴォー

参考価格:1,848円(ハーフサイズ)
当ブログ評価:(3.5)

ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い

ジョルジュ デュブッフ社より、色鮮やかなオレンジワインの新酒が登場。
オレンジワインとは白ぶどうの果皮や種を果汁と共に発酵してつくられたワインのこと。
白ぶどうの果皮や種をワインと一緒に発酵させることでオレンジ色になります。
本製品は2025年に収穫された良質な白ぶどう(南仏産グルナッシュブラン、ヴィオニエ、ロールのブレンド)を100%使用しています。
フレッシュな爽やかさと果実のジューシーさが合わさり、オレンジなどの柑橘系や白桃を思わせる味わいが特長です。

解禁日に同時に試してみても面白いですよね!

「ボージョレ・ヌーヴォ」と「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ」の違い

はなこ

ものによって「ヴィラージュ」って書いてあるけど違いはあるの?

ボージョレ・ヌーヴォを選ぶとき「ヴィラージュ」と書いているものと、そうでない2種類あるのでこのあたりも詳しく解説します。

ヴィラージュの特徴

  • 使われるブドウ(ガメイ)は一緒でも、採れる区画が違う
  • 通常<シュペリュール<ヴィラージュ<クリュの順番でランクが上がる
  • ヴィラージュの場合区画を限定しているため、ブドウも選別された良質なブドウ
  • ヴィラージュで取れたブドウから造られるワインは、味にコクや深み出るがその分価格も高くなる
ヴィラージュの良い点
ヴィラージュの懸念点
  • コクや深みがワンランク上がる
  • 短期の熟成もできる
  • 新酒と思えないほど上品な銘柄もある
  • 価格が少し高くなる
  • さっぱり飲みたいひとは通常の方がおすすめ
めしわいん

一概に全部の銘柄に当てはまるわけではないけど、ワインの濃さで違いがハッキリわかるものもありますよ!

好みの問題もあるので、高くて味の深い「ヴィラージュ」の方が絶対美味しいというわけではありません。

逆に通常のタイプでも軽やかでフレッシュな本来のボージョレ・ヌーヴォを楽しみたい方は「ヴィラージュ」でない方がおすすめだったりもします。

いずれも、楽しみ方はひとそれぞれなので、チャンスがあれば飲み比べてみてください。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス

参考価格:4,441円
当ブログ評価:(4.5)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い
渋み
低い
高い

ボジョレー全体で3,000軒もある生産者から今年最良のドメーヌのトップキュベのみを厳選。
凝縮感があり深みのある味わいにブレンドした逸品です。
とれたてぶどうが持つ本来の果実味がより際立つように、冷却ろ過をあえて行わないノンチル製法を採用しました。
便利なスクリューキャップ。

2025年のボージョレ・ヌーヴォの出来と評判

赤ワイン ブドウ
はなこ

今年のボージョレ・ヌーヴォの評判ってどうなの?

例年「〇〇年1度の、、、」ような凄いキャッチコピーがつけられるボージョレ・ヌーヴォですが、、、(笑)

冒頭にも記載しておりますが、今年の出来のポイントは以下ですね。

ポイント
  • 気候条件:非常に暑く乾燥した年で、ブドウは良好に成熟し、果実味と香りの豊かさが期待される。
  • 病害リスク:降雨が適度だったものの、ミルデューの発生が懸念されている。
  • 収量傾向:2024年より増えたが、2023年ほどではない。
めしわいん

本年は大変期待がもてそうです!

だからといってワインが美味しくないとかそういうことではなくて、生産量自体が例年より少なくなる可能性があるので、流通が多少減る恐れがあると考えられます。

決してなくなることはありませんが、もし飲むことを決めているのであれば、今年の場合早めに予約してリーズナブルにゲットしておくことをおすすめします。

おすすめボージョレ・ヌーヴォ5選

赤ワイン 乾杯
はなこ

おすすめのボージョレ・ヌーヴォがあったら知りたい!

赤、ロゼ、プラスで白もこれまで飲んできた中から厳選して選びました。

選んだポイント
  • 誰でも飲みやすい味わい
  • 買いやすい価格
  • 比較的どこでも手に入りやすい
  • 見た目の良さ
めしわいん

ボージョレ・ヌーヴォはフルボディのワインではないので、しっかり目の味が飲みたいひとは要検討ですよ!

2025年のボージョレ・ヌーヴォの出来について

2025年のボージョレ地方は、暑く乾燥した好条件の年となり、ブドウの成熟が進み香り豊かでジューシーな果実味が期待されています。
例えば、Domaine Bel Avenirでは「バブルガム、ラズベリー、チェリーなどの鮮やかで活き活きとした味わい」が予想されると報告されています。
また、ブルゴーニュ全域の収穫状況に関する報告では、2025年は降雨が5日ごと程度にあり、干ばつは回避された一方で、ミルデュー(ぶどうの病気)はボージョレでも問題となっていると指摘されています。
なお、収量については、2024年よりは多く、2023年には及ばないという傾向が報告されています。

スクロールできます
ワイン名ジョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー
ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォージョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス
ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォージョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
参考画像ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォージョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュスジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォージョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
タイプ赤ワイン赤ワイン赤ワイン赤ワインオレンジワイン
味わい辛口辛口辛口辛口辛口
ブドウ品種ガメイガメイガメイガメイシャルドネ
参考価格2,966円4,441円2,507円4,162円3,295円
おすすめ度(5)(4)(4.5)(3.5)(3.5)
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー

参考価格:2,966円
当ブログ評価:(5)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い
渋み
低い
高い

2025年に収穫されたぶどうの中でも、特別に良質なものを使ったワンランク上のヌーヴォー。
とれたてぶどうが持つ本来の果実味がより際立つように、冷却処理をあえて行わないノンチル製法を新たに採用。
ヴィラージュのぶどう本来の味わいを活かすことで、より香り豊かで厚みのあるリッチな味わいになりました。
ラベルデザインは12年ぶりに大幅刷新。
デュブッフらしい色とりどりの花々を楕円形にあしらい、蜂や鳥、てんとう虫などで自然豊かな畑の多様性を表現しました。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー

ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー・ヌーヴォー

参考価格:2,663円
当ブログ評価:(4)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い
渋み
低い
高い

2025年にフランス・ボジョレー全域から選び抜かれた良質な原料ぶどうのみ選定。
果実や花の香りがあふれ、軽やかでフルーティな味わいが特長の、ボジョレーヌーヴォーならではの魅力がふんだんに詰まった1本です。
便利なスクリューキャップ。
ジョルジュ デュブッフ社は、ボジョレー ヌーヴォーを世界に広めた第一人者。仏では公式ヌーヴォーコンクールでNo.1※の受賞歴を誇ります。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス

参考価格:4,441円
当ブログ評価:(4.5)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い
渋み
低い
高い

ボジョレー全体で3,000軒もある生産者から今年最良のドメーヌのトップキュベのみを厳選。
凝縮感があり深みのある味わいにブレンドした逸品です。
とれたてぶどうが持つ本来の果実味がより際立つように、冷却ろ過をあえて行わないノンチル製法を採用しました。
便利なスクリューキャップ。

ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー

ジョルジュ・デュブッフ オレンジ・ヌーヴォー

参考価格:1,848円(ハーフサイズ)
当ブログ評価:(3.5)

ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い

ジョルジュ デュブッフ社より、色鮮やかなオレンジワインの新酒が登場。
オレンジワインとは白ぶどうの果皮や種を果汁と共に発酵してつくられたワインのこと。
白ぶどうの果皮や種をワインと一緒に発酵させることでオレンジ色になります。
本製品は2025年に収穫された良質な白ぶどう(南仏産グルナッシュブラン、ヴィオニエ、ロールのブレンド)を100%使用しています。
フレッシュな爽やかさと果実のジューシーさが合わさり、オレンジなどの柑橘系や白桃を思わせる味わいが特長です。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー

参考価格:1,848円(ハーフサイズ)
当ブログ評価:(3.5)

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
味のタイプ
甘い
辛い
酸味
低い
高い
果実味
低い
高い

ジョルジュ デュブッフ社より、ひと手間こだわったロゼ ヌーヴォーが登場。
2025年に収穫されたぶどうから選び抜かれた、良質な原料ぶどうのみ選定。
ぶどうの果皮をワイン果汁に漬けるひと手間を加えることで実現した、普通のロゼより少し濃い味わいが特長です。
製品名「ルーゼ」はフランス語で「ロゼと赤の間」の意味。
赤いベリーなどの豊かな果実味が詰まった、ふくらみのある味わい。
程よい渋さとコクが感じられる辛口のロゼワインです。

ボージョレ・ヌーヴォーを飲み切れないときの保存方法

ワイン 自宅

ボージョレ・ヌーヴォーはフレッシュさが魅力ですが、1日で飲み切れないこともあります。

その際に適切に保存すれば、味わいを保ちながら数日楽しむことが可能です。

ここでは、初心者でも簡単に実践できる保存のコツと、便利なワインストッパーの活用法をご紹介します。

冷蔵保存で日持ちを延ばすコツ

ボージョレ・ヌーヴォーは酸化が早いため、開栓後は常温保存せずに冷蔵庫に入れることが基本です。

赤ワインでも「チルド保存」が有効で、フレッシュな果実味を数日間キープできます。

保存時の注意点を以下にまとめます。

保存のポイント
  • 飲み残しは 必ず冷蔵庫へ
  • ボトルを立てた状態で保存し、空気に触れる面積を減らす
  • 残量が少ないほど酸化が進みやすいので、できれば小瓶に移し替えると効果的
スクロールできます
状況保存の仕方日持ちの目安
半分以上残っているボトルを立てて冷蔵庫保存2〜3日程度
グラス1〜2杯分だけ残り小瓶に移して冷蔵庫保存1〜2日程度

酸化を防ぐ工夫次第で、風味を長く楽しめます。

ワインストッパーを使った保存術

ワインストッパーは、飲み残しの保存に欠かせない便利アイテムです。

とくにヌーヴォーは酸化が早いため、開栓後すぐにストッパーで密閉するだけで、味わいが大きく変わります。

種類ごとの特徴は以下のとおりです。

主なストッパーの種類
  • 真空ポンプタイプ
    空気を抜いて酸化を大幅に防げる。2〜3日しっかり保存可能。
  • シリコンキャップタイプ
    蓋をするだけの簡単仕様。低価格で初心者にもおすすめ。
  • ガス充填タイプ
    窒素ガスを吹き込み空気を遮断。ワインの品質をより長く保てるが、価格は高め。

色々あるのですが、その中でも当ブログでおすすめしているものはこちらでございます。

貝印 KAI ワインバキュームポンプストッパーミニ KAI KITCHEN DH8223

参考価格:700円~(税込)
当ブログ評価:(5)

開栓後のシャンパンやスパークリングワインの炭酸をしっかり密閉し、鮮度を長持ちさせるストッパー。
ワンタッチで簡単装着でき、高品質なABS樹脂・シリコーンゴム・ステンレス製で耐久性と衛生面も安心。

こんな方におすすめ
こんな方は要検討
  • 安くて便利なストッパーをさがしているひと
  • はじめて買うひと
  • 空気も抜けるものがほしいひと

正直めちゃめちゃこだわる必要もなくて、あくまでも飲み切れないときの保存アイテムというものなので、是非1つはもっておくといいでしょう。

めしわいん

安いので十分OKです!

飲み頃を逃さないための目安日数

ボージョレ・ヌーヴォーは新酒ならではのフレッシュ感が魅力です。

そのため、開栓後はできるだけ早めに飲み切るのが理想ですが、とはいえ保存次第で数日間は楽しめます。

スクロールできます
日数味わい変化
1日目もっともフレッシュで果実味が豊か
2日目少し落ち着き、丸みのある味わいに変化
3日目酸味が前に出て、香りが弱まる傾向
4日目以降風味が落ちるため料理用に活用

ヌーヴォーは軽快なワインなので、熟成変化よりも「早く飲む楽しみ」に向いています。

余った場合は煮込み料理やソースに使うと無駄なく美味しく活用できます。

誰でもすぐにできるボージョレ・ヌーヴォを10倍美味しく飲む方法

チーズ 盛り合わせ
はなこ

美味しい飲み方ってあるの?

ボージョレ・ヌーヴォの美味しい飲み方
  • 少し冷やして飲むのがベスト(10~12℃)
  • ワイングラスは小ぶりのグラスで温度が上がりにくいものがおすすめ
  • 熟成させて来年に飲んでみる
  • 軽めの食事とボージョレ・ヌーヴォを一緒に楽しむ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

少し冷やして飲むのがベスト

「赤ワイン=常温」のイメージがあると思いますが、ボージョレ・ヌーヴォのような軽やかで渋みの少ない味のワインは少し冷やして飲むのがおすすめです。

飲み頃温度の目安
  • 軽めの赤ワイン(12~15℃)
  • 重めの赤ワイン(15~18℃)
めしわいん

大体冷蔵庫で1時間くらい冷やしておけばこの温度に近づきますよ!

注意点として、冷やし過ぎは逆に酸味が際立ち酸っぱくなってしまうので気を付けてください。

ワイングラスは小ぶりのグラスで温度が上がりにくいものがおすすめ

少し冷やした方がボージョレ・ヌーヴォも美味しくなりますが、口が大きいグラスだと外気に触れて温度が上がりやすくなってしまいます。

ボージョレ・ヌーヴォ専用のグラスなら問題ありませんが、ない場合はなるべく小ぶりで口が小さいグラスを利用して低い温度を保ちながら飲むようにしましょう。

はなこ

そんなの持ってないよ!

もし用意がない場合は、赤白両方に利用できるこちらのグラスがおすすめです。

RIEDEL リーデル ワイングラス ペアセット ヴィノム ジンファンデル(赤)/リースリング・グラン・クリュ(白)ワイングラス 400ml

参考価格:7,920円
当ブログ評価:(5)

リーデル ヴィノム グラス

上質なクリスタルガラス製ながら手に取りやすい価格帯を実現した、RIEDELの定番「Vinum(ヴィノム)」シリーズ。
1986年にリーデル家10代目グラスメーカー、ゲオルグ・リーデルによって開発されたマシンメイド方式で、「品種ごとの最適形状=味わいの向上」を日常に届けるコレクションです。

こんな方におすすめ
こんな方は要検討
  • 初めてワイングラスを買うひと
  • 赤、白兼用で使いたいひと
  • プレゼントで利用したいひと
  • 複数脚持ちたいひと
  • 品種ごとに細かく分けたいひと
  • 高価なものが欲しいひと

熟成させて来年に飲んでみ

ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ以上の等級であれば、短い1年くらい開けずにとっておいて翌年のものと飲み比べてみても大変面白いと思います。

熟成させるメリット
熟成させるデメリット
  • ワインの味が洗練されてくる
  • もともとの価値が上がる
  • 将来の楽しみが増える
  • すぐに飲めない
  • ピークの判断が難しい
  • 年をとって身体の心配がある

やってみるとわかりますが1年でも味の違いがわかるので、もし余裕がある方は是非複数本用意して保存しておくことがおすすめです。

はなこ

でもどうやって保存すればいいの?

僕の経験とブログ内でもおすすめしている熟成に適している保存方法は下記の3つです。

  • ワインセラーを購入
  • ワインを預ける
  • 自宅でできる適した保存方法を徹底する

ちなみに、いくら良いワインでも保存する環境が劣悪だと、そもそものワインをダメにしてしまいます。

ダメなパターン

原因劣化の例
ワインにとって悪い環境40度くらいの暑い室内で保存をしていて、気づいたらワインが吹いていた
コルク不良ブショネと言われ、コルクの悪い菌が影響してワインに嫌な香りがつく
保存の仕方ワインを立てて保存したため、コルクが乾燥し抜栓できない状況

詳しいワインの熟成や保存方法は下記の記事をご覧ください。

軽めの食事とボージョレ・ヌーヴォを一緒に楽しむ

ボージョレ・ヌーヴォ自体は基本フレッシュで軽めの味わいが特徴です。

単体でも問題なく飲むことはできますが、せっかくなので軽めの料理と合わせていただくと美味しさ倍増です!

めしわいん

手の込んだ料理も良いけど、簡単なおつまみを集めて作る方法もありますよ!

僕のインスタグラムも参考に!

カルディ」のオンラインショップはこちらから

ワインに合うおつまみは、当ブログカテゴリーの「ワインに合う料理」からも是非ご覧ください。

【まとめ】美味しくお祭り気分で色々なボージョレ・ヌーヴォを楽しもう!

赤ワイン 乾杯

本記事は2025年の「ボージョレ・ヌーヴォ」について解説しました。

現地の情報や美味しい飲み方など惜しみなく説明してきましたので、ひとつの参考として美味しい1本を手に入れてください。

2025年のボージョレ・ヌーヴォの解禁日は11月20日(木)

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ワイン名ジョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー
ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォージョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス
ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォージョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
参考画像ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォージョルジュ デュブッフ
ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュスジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォージョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー
タイプ赤ワイン赤ワイン赤ワイン赤ワインオレンジワイン
味わい辛口辛口辛口辛口辛口
ブドウ品種ガメイガメイガメイガメイシャルドネ
参考価格2,966円4,441円2,507円4,162円3,295円
おすすめ度(5)(4)(4.5)(3.5)(3.5)
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

以上でございます。

「めしわいん (@meshi_wine)」からご覧いただきありがとうございました。

赤ワイン 乾杯

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この記事を書いたひと

大学卒業後、上場飲食企業を経て外資系ワイン会社に転職。ワインコンサルタントとして営業や通信販売部マネージャーを経験し、「日本ソムリエ協会 ソムリエ」資格を取得。
現在はWeb制作会社に勤務しながら、夫婦で運営するワイン専門ウェブサイトにて、ワインの販売やレシピ開発、情報発信を行っています。

2021年よりNadiaアーティストとして活動を開始。ワインと料理のマリアージュを提案し、食卓を豊かにするアイデアをお届けしています。

このブログでは、誰でも簡単に楽しめるワイン情報と再現性の高いアイデアを発信中です。

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