
サッシカイアってよく聞くけど、どの年が美味しいの?
そんな疑問を持つ方に向けて、サッシカイアの当たり年や評価の高いヴィンテージをわかりやすくご紹介します。
さらに、初めての方にもおすすめのセカンドラベルについても丁寧に解説しているので、ぜひ参考にしてください。



当ブログで調べた内容を以下にまとめました。
順位 | 最新情報 | No.1 | No.2 | No.3 | No.4 | No.5 | No.6 | No.7 | No.8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヴィンテージ | 2021 | 2019 | 2018 | 2016 | 2013 | 2012 | 2010 | 2015 | 2017 |
評価(ファインズ) | – | ◎ | ◎ | ★ | ◎ | ◎ | ★ | ●●● | ●●● |
ポイント (ワインアドヴォケイト) | 94 Point | 95 Point | 90 Point | 96 Point | 95 Point | 89 Point | 92 Point | 95 Point | 88 Point |
ポイント (ワインスペクテーター) | 99 Point | 96 Point | 92 Point | 96 Point | 94 Point | 90 Point | 90 Point | 97 Point | 93 Point |
ポイント (Wine Enthusiast) | 91 Point | 95 Point | 88 Point | 91 Point | 91 Point | 93 Point | 96 Point | 91 Point | 88 Point |
参考価格 | 38,500円~ | 39,600円~ | 30,900円~ | 63,800円~ | 52,500円~ | 59,800円~ | 73,000円~ | 47,800円~ | 46,530円~ |
おすすめ度 | (5) | (5) | (5) | (5) | (4) | (4) | (4) | (3) | (3) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
なお、当ブログのおすすめヴィンテージは最新の2021年です。
参考価格:38,500円
当ブログ評価: (5)


- ワインアドヴォケイトのヴィンテージチャート(海外サイト)
- 「ファインズ」さんのヴィンテージチャート(国内サイト)
- ワインスペクテーター(海外サイト)
- Wine Enthusiast(海外サイト)
年 | ファインズ | ワインアドヴォケイト | ワインスペクテーター | Wine Enthusiast |
---|---|---|---|---|
2022 | – | 89 Point | – | 93 Point |
2021 | – | 94 Point | 99 Point | 91 Point |
2020 | – | 90 Point | 94 Point | 90 Point |
2019 | ◎ | 95 Point | 96 Point | 95 Point |
2018 | ◎ | 90 Point | 92 Point | 88 Point |
2017 | ●●● | 88 Point | 93 Point | 88 Point |
2016 | ★ | 96 Point | 96 Point | 91 Point |
2015 | ●●● | 95 Point | 97 Point | 91 Point |
2014 | ●● | 86 Point | 89 Point | 85 Point |
2013 | ◎ | 95 Point | 94 Point | 91 Point |
2012 | ◎ | 89 Point | 90 Point | 93 Point |
2011 | ●●● | 88 Point | 95 Point | 93 Point |
2010 | ★ | 92 Point | 90 Point | 96 Point |
※表はサッシカイアが生産されているトスカーナ地方の評価記載しております。
また、サッシカイアだとちょっと高くて手が出ないかも!って方にもセカンド、サードワインがあるので、合わせて比較してみてください。
比較項目 | サッシカイア | グイダルベルト | レ・ディフェーゼ |
---|---|---|---|
ワインの位置づけ | フラッグシップ(ファーストラベル) | セカンドラベル | サードラベル |
初リリース年 | 1968年 | 2000年 | 2002年 |
主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン主体 | メルロー主体+カベルネ・ソーヴィニヨン | サンジョヴェーゼ主体+カベルネ・ソーヴィニヨン |
熟成期間 | 約24ヶ月(オーク樽) | 約15ヶ月(ステン+オーク樽) | 約12ヶ月(オーク樽) |
味わいの特徴 | 力強く重厚/熟成で開く複雑な味わい | フルーティで親しみやすい | 軽やかで飲みやすくデイリー向き |
飲み頃の目安 | リリース後5〜15年 | リリース後〜5年 | リリース後〜3年 |
評価目安 | 90〜100点(WA・JS等) | 88〜92点 | 85〜90点前後 |
価格帯(目安) | 約30,000〜50,000円 | 約5,000〜8,000円 | 約3,000〜4,500円 |
初心者向け度 | △:玄人向き | ◎:入門編としておすすめ | ◎:気軽に楽しめる1本 |
おすすめシーン | 記念日/贈答/長期熟成を楽しむ | 週末の特別な1本/ギフトにも◎ | 平日の晩酌/カジュアルな食卓にぴったり |
こちらの記事を読めば、あなたにぴったりの1本がきっと見つかります。
是非ご覧ください。
サッシカイアとは?トスカーナの名門ワインの魅力


「スーパータスカン」として知られるサッシカイア。
イタリアワイン初心者でも一度は聞いたことがある名品です。
なぜそれほど評価されるのか、歴史や特徴を知れば納得できるはず。
まずはサッシカイアというワインの基本から、一緒に見ていきましょう。
(サッシカイアの公式サイトは以下です)
イタリアワインの王「スーパータスカン」とは
イタリアワインには伝統的な格付け制度があります。
その中で、型にはまらない自由な発想から生まれたのが「スーパータスカン」。
サッシカイアはその代表格として、世界に名を知られる存在です。
- イタリアのトスカーナ地方で生まれた高品質ワイン
- 伝統的DOC制度に属さず、格付け外ながら高評価を獲得
- 主に国際品種(カベルネ・ソーヴィニヨンなど)を使用
サッシカイアは1968年、初の商業リリースを果たしました。
当時はVino da Tavola(テーブルワイン)という分類でしたが、それでも品質の高さから、世界中で注目されました。
2000年代以降、評価の高まりとともに「DOCボルゲリ・サッシカイア」を獲得。
これは、イタリアで唯一ワイナリー単独で認定された格付けです。
つまり、サッシカイアはスーパータスカンの象徴であり、イタリアワインの革新を象徴する存在なのです。
なぜサッシカイアが有名なのか?その歴史と背景
サッシカイアは1940年代にトスカーナ州ボルゲリで誕生しました。
製造者は、イタリア貴族・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵。
当初は自家用ワインとして造られていたのが始まりで、1950年代、熟成を経て味わいが大きく向上することに気づきました。
その後1968年にはついに一般販売が開始され、瞬く間に注目を集めました。
- 1978年:「デキャンター」誌のブラインドテイスティングで世界1位
- 1985年ヴィンテージ:パーカー99点の高評価
- 1994年:「DOCボルゲリ・サッシカイア」認定を取得
これらの出来事により、サッシカイアは世界的評価を獲得しました。
イタリアワイン=手頃という印象を覆した存在でもあります。
今では「世界三大ボルドーブレンド」の一つとも称されるほど、ワイン愛好家はもちろん、初心者にも知っておきたい名ワインです。
価格帯と流通の特徴
サッシカイアは評価の高さと希少性から、年々価格が上昇しています。
特に当たり年と呼ばれるヴィンテージは、市場で高い取引価格を維持しています。
▼ 主要ヴィンテージの市場価格一覧(12本ケース/1本あたりも記載)
ヴィンテージ | 市場価格(12本ケース) | 1本あたり価格 | 日本円換算(1本) | 評価(Wine Advocate) |
---|---|---|---|---|
2016年 | £3,750 | £312.5 | 約59,400円 | 100点 |
2018年 | £2,304 | £192 | 約36,500円 | 97+点 |
2019年 | £2,700 | £225 | 約42,750円 | 100点 |
2020年 | £2,400 | £200 | 約38,000円 | 96点 |
2021年 | £2,500(初値) | £208.3 | 約39,600円 | 100点 |
※1ポンド=190円で換算(為替により変動あり)
出典:Liv-ex.com
上記を考慮すると、流通の特徴と購入時のポイントは当ブログでは以下を考えおります。
- サッシカイアはワイン専門店や高級百貨店、オンラインECで購入可能です。
- 並行輸入品は安価に見えますが、保管状態の確認が重要です。
- 初心者は正規輸入代理店や信頼できるショップからの購入が安心です。
これら踏まえるともしワイン初心者の方がこの記事にたどりついた場合、以下参考に購入を検討していただくといいかもしれません。
- 初めての1本なら、評価が高く比較的価格が抑えられている2018年などが狙い目です。
- 記念日やプレゼントには、100点評価の2016年や2019年も人気です。
- 自宅保存にはワインセラーを活用するとベストですが、短期で楽しむなら涼しい場所での保管でもOKです。
サッシカイアの当たり年(ヴィンテージ)
ワイン選びでよく聞く「当たり年」。
これはその年のブドウの出来が特に良かった年を指します。
サッシカイアにも高評価を受けた当たり年が多数あります。
どのヴィンテージが初心者におすすめか、表を交えて詳しく解説します。
- ワインアドヴォケイトのヴィンテージチャート(海外サイト)
- 「ファインズ」さんのヴィンテージチャート(国内サイト)
- ワインスペクテーター(海外サイト)
- Wine Enthusiast(海外サイト)
年 | ファインズ | ワインアドヴォケイト | ワインスペクテーター | Wine Enthusiast |
---|---|---|---|---|
2022 | – | 89 Point | – | 93 Point |
2021 | – | 94 Point | 99 Point | 91 Point |
2020 | – | 90 Point | 94 Point | 90 Point |
2019 | ◎ | 95 Point | 96 Point | 95 Point |
2018 | ◎ | 90 Point | 92 Point | 88 Point |
2017 | ●●● | 88 Point | 93 Point | 88 Point |
2016 | ★ | 96 Point | 96 Point | 91 Point |
2015 | ●●● | 95 Point | 97 Point | 91 Point |
2014 | ●● | 86 Point | 89 Point | 85 Point |
2013 | ◎ | 95 Point | 94 Point | 91 Point |
2012 | ◎ | 89 Point | 90 Point | 93 Point |
2011 | ●●● | 88 Point | 95 Point | 93 Point |
2010 | ★ | 92 Point | 90 Point | 96 Point |
※表はサッシカイアが生産されているトスカーナ地方の評価記載しております。
上記踏まえて当ブログでおすすめ順にまとめてみました。
順位 | 最新情報 | No.1 | No.2 | No.3 | No.4 | No.5 | No.6 | No.7 | No.8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヴィンテージ | 2021 | 2019 | 2018 | 2016 | 2013 | 2012 | 2010 | 2015 | 2017 |
評価(ファインズ) | – | ◎ | ◎ | ★ | ◎ | ◎ | ★ | ●●● | ●●● |
ポイント (ワインアドヴォケイト) | 94 Point | 95 Point | 90 Point | 96 Point | 95 Point | 89 Point | 92 Point | 95 Point | 88 Point |
ポイント (ワインスペクテーター) | 99 Point | 96 Point | 92 Point | 96 Point | 94 Point | 90 Point | 90 Point | 97 Point | 93 Point |
ポイント (Wine Enthusiast) | 91 Point | 95 Point | 88 Point | 91 Point | 91 Point | 93 Point | 96 Point | 91 Point | 88 Point |
参考価格 | 38,500円~ | 39,600円~ | 30,900円~ | 63,800円~ | 52,500円~ | 59,800円~ | 73,000円~ | 47,800円~ | 46,530円~ |
おすすめ度 | (5) | (5) | (5) | (5) | (4) | (4) | (4) | (3) | (3) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
【最新ヴィンテージ】サッシカイア 2021
参考価格:38,500円
当ブログ評価: (5)




【No.8】サッシカイア 2017
参考価格:46,530円
当ブログ評価: (3)




【No.7】サッシカイア 2015
参考価格:47,800円
当ブログ評価: (3)


【No.6】サッシカイア 2010
参考価格:73,000円
当ブログ評価: (5)




【No.5】サッシカイア 2012
参考価格:59,800円
当ブログ評価: (5)




【No.4】サッシカイア 2013
参考価格:52,500円
当ブログ評価: (5)




【No.3】サッシカイア 2016
参考価格:63,800円
当ブログ評価: (5)


【No.2】サッシカイア 2018
参考価格:30,900円
当ブログ評価: (5)


【No.1】サッシカイア 2019
参考価格:39,600円
当ブログ評価: (5)




初心者向け!サッシカイアの評価の見方


「評価が高いワイン」と聞いても、何を基準に選べば良いか迷いがち。
サッシカイアは世界的にもスコア評価が高いワインのひとつです。
ここでは、評価の見方や初心者に向いたヴィンテージを紹介します。
自分に合った1本を選ぶヒントを見つけてください。
ワイン評価で使われるスコア(パーカーポイント、ジェームス・サックリング)
ワインの評価に使われるスコアは、初心者にとって最初は少し難しく感じられるかもしれません。
でも、大まかな仕組みを知っておけばワイン選びの指針になります。



代表的なワイン評価者・媒体は以下の通りです!
評価機関 | 評価方法 | ポイント |
---|---|---|
ワイン・アドヴォケイト(Robert Parker) | 100点満点(厳格で信頼性高) | 96〜100点=傑出 |
ワインスペクテーター(WS) | 100点満点(米国の大手ワイン誌) | 90点以上=優良 |
ワインエンスージアスト(WE) | 100点満点(親しみやすい評価) | 90点以上=非常に良い |
ジェームス・サックリング | 100点満点(元WSの著名評論家) | 95点以上=優れたワイン |
評価スコアの見方:
- 90点以上:高品質で安心して選べる
- 95点以上:贈り物や記念日に最適
- 100点:その年の「当たり年」でも希少なトップ評価
サッシカイアはこのスコア評価でも安定して高得点を獲得しており、特に近年では2016年や2019年などは100点を得た「当たり年」として有名です。
高評価ヴィンテージの特徴とは?
サッシカイアの「高評価ヴィンテージ」には、共通した条件や背景があります。
それを知っておくことで、今後のワイン選びが格段にラクになります。
- 天候に恵まれた(特に開花〜収穫期)
- 適度な雨と昼夜の寒暖差があった
- ブドウの成熟度が高く、果実味が凝縮されている
- 生産者が技術的にも熟練していたタイミングである
例として、以下の年が「当たり年」とされています
年 | 理由 |
---|---|
2016年 | 各誌100点満点評価。天候が安定し熟成にも最適。 |
2019年 | 近年で最も評価の高い仕上がり。果実味とバランスが絶妙。 |
2018年 | 熟成ポテンシャルが高く、やや早飲みにも適している。 |
また、香りや味わいのバランス、タンニンの質、余韻の長さなども評価に影響します。
初心者の方は「果実味がしっかりしていて飲みやすい」と評価されているヴィンテージから試してみるのがおすすめです。
自分に合う「評価」の選び方
サッシカイアのような評価が高いワインでも、飲む人の好みによって合う・合わないは分かれます。
だからこそ、点数だけに頼るのではなく「自分に合う評価軸」を持つことが大切です。
- 90点台前半(91〜93点)
→ 果実味が豊かで、比較的やさしい味わいが多い
→ 価格も控えめで手を出しやすい - 95点以上
→ 味の奥行きや長い余韻が楽しめる本格派向け
→ 食事と一緒にじっくり味わいたい日に最適 - セカンドラベルの評価を見るのも◎
→ グイダルベルトなどは「サッシカイアらしさ」を手頃に楽しめる
また、専門家の評価と同じくらい「実際に飲んだ人のレビュー」も参考にしましょう。
口コミやショップのコメントを読んで、「自分の味覚と近い人」の意見を見つけるのがコツです。
- 飲むシーン(食事、プレゼント、休日)を想定して選ぶ
- 初心者は「当たり年×高評価×飲みやすさ」で探すと◎
- 少しずつ違う評価の年を試して、自分の「好き」を見つけましょう
また、こちらのブログでは他の高級ワインの当たり年についても記事にしております。
合わせて参考にしてください。










サッシカイアのセカンドラベル「グイダルベルト」とは?
「ちょっと高価なサッシカイアは手が出しにくい…」
そんな方におすすめなのがセカンドラベル「グイダルベルト」です。
参考価格:7,490円
当ブログ評価: (4.5)




本家の魅力を受け継ぎつつ、価格もやさしめで初心者にもぴったり。
味わいの違いや選び方を詳しく見ていきましょう。
グイダルベルトとはどんなワイン?
「グイダルベルト(Guidalberto)」は、サッシカイアの生産者である「テヌータ・サン・グイド」が造るセカンドワインです。
このワインは2000年からリリースが始まりました。
- トスカーナ州・ボルゲリ地区のワイン
- メルローとカベルネ・ソーヴィニヨン主体のブレンド
- サッシカイアよりも果実味が前に出る印象
- 熟成期間は約15ヶ月(ステンレス+オーク)
- リリース直後から飲みやすい味わい
このワインは「より親しみやすいボルドースタイル」を目指して造られました.
そのため、柔らかなタンニンと熟したベリー系の香りが魅力です。
味のイメージは、カシスやプラム、バニラのニュアンス、後味にはほんのりスパイス感があり、余韻も比較的長めです。
サッシカイアの格式を感じつつも、デイリーワインやカジュアルな会食にも最適です。
ヴィンテージによっては、ワインアドヴォケイトやWSでも90点以上を獲得。
まさに“セカンド”の域を超えた高品質な1本です。
サッシカイアとどう違う?味・価格・評価の比較
サッシカイアのセカンドラベルとして人気の「グイダルベルト」。
一見似ているようで、実は明確な違いがあります。
まずは以下の表で全体像をつかみましょう。
比較項目 | サッシカイア | グイダルベルト |
---|---|---|
等級 | DOC | IGT(トスカーナ) |
価格帯 | 3万円〜5万円前後 | 5,000円〜8,000円前後 |
使用品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン主体 | メルロー主体+CS |
味わい | 力強く長期熟成向き | フルーティで親しみやすい |
熟成期間 | 約24ヶ月(オーク) | 約15ヶ月(ステン+オーク) |
飲み頃 | リリース後5〜10年 | リリース直後〜5年 |
評価 | 各誌90〜100点台常連 | 各誌88〜92点が中心 |
- 記念日やギフトにはサッシカイアがおすすめ
- 普段使いにはグイダルベルトが最適
- 初心者はまずセカンドから始めると失敗しにくい
- 「セカンド」だからといって品質は妥協なし
飲みやすさ・コスパ重視ならセカンドもおすすめ!
ワイン初心者にとって、最初の1本は「飲みやすさ」が大事です。
その点で、グイダルベルトは非常におすすめのワインです。
- タンニンがまろやかで渋みが少ない
- メルロー主体で口当たりが柔らかい
- フルーティな香りが立ちやすく、香りも華やか
- 酸味が穏やかで料理に合わせやすい
● コストパフォーマンス面
項目 | グイダルベルト | サッシカイア |
---|---|---|
平均価格 | 5,000〜8,000円前後 | 30,000〜50,000円前後 |
飲み頃 | リリース直後〜5年 | リリース後5〜15年が理想 |
評価 | 88〜92点(安定) | 90〜100点(当たり年は特に) |
価格だけでなく、開けてすぐに楽しめる点も初心者向けです。
また、「セカンドだから質が劣る」と思う方もいますが、グイダルベルトはあくまで“スタイルの違い”です。
品質管理も醸造も本家と同じチームが手がけています。
まずはグイダルベルトを1本飲んでみて、そのうえでサッシカイアへステップアップするのが理想です。
サッシカイアのサードラベル「レ・ディフェーゼ」の魅力とは?
「レ・ディフェーゼ」は、サッシカイアのサードラベルとして知られるワイン。
本格派の味わいを、手頃な価格で楽しめるのが魅力です。
参考価格:3,740円
当ブログ評価: (4)




ワイン初心者の方でも飲みやすく、平日のご褒美ワインにもぴったり。
このセクションでは、「レ・ディフェーゼ」の特徴や選び方を詳しくご紹介します。
レ・ディフェーゼとはどんなワイン?
「レ・ディフェーゼ(Le Difese)」は、テヌータ・サン・グイドが手がけるカジュアルラインの赤ワインで、いわば「サッシカイアのサードラベル」です。
2002年から生産されており、グイダルベルトよりさらに親しみやすいスタイルです。
- サンジョヴェーゼとカベルネのブレンド
- 飲みやすくフルーティで柔らかい口当たり
- 熟成は約12ヶ月と短めで軽やか
- デイリーワインとしても使いやすい価格帯
- レストランや自宅でも気軽に楽しめる
味わいは、明るく爽やかな赤系果実(チェリーやラズベリー)にかすかなスパイスとタンニンが調和した印象。
「飲み疲れない」「軽やか」「ちょっと贅沢なテーブルワイン」という表現がぴったりです。
価格は約3,000〜4,500円程度と手頃で、ワイン初心者でも挑戦しやすい1本です。
飲みやすさ・コスパ重視ならサードもおすすめ!
「高級ワインはハードルが高い…」と感じている方にとって、レ・ディフェーゼは“サッシカイア入門”として非常におすすめです。
- サンジョヴェーゼ主体で酸が穏やか
- 軽めでアルコール感も柔らかい
- 食事と合わせやすく、日本の家庭料理にも合う
- 渋みやクセが少なく、万人受けしやすい
● コスパ比較表(グイダルベルト・サッシカイアと比較)
項目 | レ・ディフェーゼ | グイダルベルト | サッシカイア |
---|---|---|---|
平均価格 | 3,000〜4,500円 | 5,000〜8,000円 | 30,000〜50,000円前後 |
飲み頃 | リリース直後〜3年 | リリース直後〜5年 | リリース後5〜15年 |
飲みやすさ | ◎(軽やか) | ◯(果実味豊か) | △(重厚で熟成向き) |
初心者向け度 | ◎ | ◎ | ◯ |
まずは「レ・ディフェーゼ」でボルゲリワインの雰囲気を感じてから、グイダルベルト → サッシカイアとステップアップしていくのもおすすめです。
シーン別!サッシカイアの選び方と楽しみ方


せっかくのワインなら、シーンに合った選び方で楽しみたいですよね。
サッシカイアは記念日やプレゼントにも最適な一本です。
ここでは目的別の選び方や、おすすめヴィンテージを紹介します。
初めて飲むならこの1本!おすすめヴィンテージ
サッシカイアはどのヴィンテージを選ぶかで印象が大きく変わります。
初めての1本としては「飲み頃」「バランス」「価格」が重要です。
以下は、初心者にもおすすめのヴィンテージ例です。
ヴィンテージ | 理由 |
---|---|
2018年 | 果実味が豊かで酸も穏やか。開けてすぐ楽しめる。 |
2020年 | 若くてもバランスがよく、すでに高評価を得ている。 |
2015年 | 熟成が進み、味に丸み。飲み頃に入っていて安心感◎。 |
- 「90点以上」の評価がありながら高すぎない価格帯
- セラーなしでも保管しやすい若めヴィンテージ
- フレッシュさと滑らかさのバランスが良いもの
「最初の1本」を成功させることが、その後のワイン体験を豊かにします。
特に2018年は扱いやすく、入手しやすいので最適です。
記念日やプレゼントに選ぶなら?
サッシカイアは高級感と格式があり、ギフトにも非常に人気で、大切な人への贈り物や特別な日の乾杯用にぴったりの1本です。
シーン | おすすめヴィンテージ | 理由 |
---|---|---|
結婚記念日 | 2016年/2019年 | 評価100点で特別感あり |
卒業・就職祝い | 2020年/2021年 | 若々しくフルーティで明るい印象 |
誕生日 | 相手の生まれ年 or 節目年 | パーソナルな価値が高まる |
また、包装と一言メッセージがさらに価値を高めることもできますので、ギフト包装オプションやメッセージカードなどもを活用するとおすすめです!
よくある質問(Q&A形式)
「どこで買うのが正解?」「保存はどうするの?」
サッシカイア初心者の方からよく寄せられる疑問をまとめました。
これを読めば、安心して購入・保存・楽しめるはずです。
よくある悩みを一つずつ解消していきましょう。
- Q1. サッシカイアってどこで買うのが正解?
-
信頼できるワイン専門店や正規輸入サイトがおすすめです。
- ファインズ(正規代理店)経由の商品を選ぶ
- ワイン専門ECサイト(エノテカ、ヴィノスやまざきなど)
- 並行輸入品は保管状態や真贋に注意が必要
💡 店頭で購入する場合のコツ
- ワインセラー完備の店舗を選ぶ
- スタッフにヴィンテージや保存状態を確認する
- Q2. サッシカイアの保存方法や飲み頃は?
-
涼しく温度が安定した場所で保存しましょう。
● 保存のポイント
- 理想はワインセラー(12〜16℃前後)
- 日光・温度変化・振動を避ける
- 冷蔵庫は長期保存には不向き
- Q3. 初心者でもサッシカイアを楽しめますか?
-
ヴィンテージを選べば、初心者でも十分楽しめます。
● 初心者向けヴィンテージの例
- 2018年:果実味豊かで飲みやすい
- 2020年:若さがあり、酸味も穏やか
- 2015年:熟成によりタンニンが柔らかくなっている
💡 初めはセカンドのグイダルベルトからもおすすめ!
- Q4. サッシカイアの偽物を見分ける方法は?
-
ラベルやキャップ、インポーター情報を必ず確認しましょう。
● 見分け方のポイント
- 正規輸入品は「FINEZ」表記がある
- キャップのロゴや印字に違和感がないか確認
- 異常に安い価格は要注意(例:20,000円以下)
💡 不安な場合は信頼できる販売元からのみ購入しましょう。
【まとめ】サッシカイアをもっと身近に
本記事は「サッシカイアの当たり年」について解説しました。
サッシカイアは決して特別な人だけのワインではありません。
初心者でも「当たり年」や「評価」を知れば、選びやすくなります。
セカンドラベルから始めてみるのも、素敵な第一歩なので、ぜひこの記事を参考にしてください。
順位 | 最新情報 | No.1 | No.2 | No.3 | No.4 | No.5 | No.6 | No.7 | No.8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヴィンテージ | 2021 | 2019 | 2018 | 2016 | 2013 | 2012 | 2010 | 2015 | 2017 |
評価(ファインズ) | – | ◎ | ◎ | ★ | ◎ | ◎ | ★ | ●●● | ●●● |
ポイント (ワインアドヴォケイト) | 94 Point | 95 Point | 90 Point | 96 Point | 95 Point | 89 Point | 92 Point | 95 Point | 88 Point |
ポイント (ワインスペクテーター) | 99 Point | 96 Point | 92 Point | 96 Point | 94 Point | 90 Point | 90 Point | 97 Point | 93 Point |
ポイント (Wine Enthusiast) | 91 Point | 95 Point | 88 Point | 91 Point | 91 Point | 93 Point | 96 Point | 91 Point | 88 Point |
参考価格 | 38,500円~ | 39,600円~ | 30,900円~ | 63,800円~ | 52,500円~ | 59,800円~ | 73,000円~ | 47,800円~ | 46,530円~ |
おすすめ度 | (5) | (5) | (5) | (5) | (4) | (4) | (4) | (3) | (3) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
比較項目 | サッシカイア | グイダルベルト | レ・ディフェーゼ |
---|---|---|---|
ワインの位置づけ | フラッグシップ(ファーストラベル) | セカンドラベル | サードラベル |
初リリース年 | 1968年 | 2000年 | 2002年 |
主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン主体 | メルロー主体+カベルネ・ソーヴィニヨン | サンジョヴェーゼ主体+カベルネ・ソーヴィニヨン |
熟成期間 | 約24ヶ月(オーク樽) | 約15ヶ月(ステン+オーク樽) | 約12ヶ月(オーク樽) |
味わいの特徴 | 力強く重厚/熟成で開く複雑な味わい | フルーティで親しみやすい | 軽やかで飲みやすくデイリー向き |
飲み頃の目安 | リリース後5〜15年 | リリース後〜5年 | リリース後〜3年 |
評価目安 | 90〜100点(WA・JS等) | 88〜92点 | 85〜90点前後 |
価格帯(目安) | 約30,000〜50,000円 | 約5,000〜8,000円 | 約3,000〜4,500円 |
初心者向け度 | △:玄人向き | ◎:入門編としておすすめ | ◎:気軽に楽しめる1本 |
おすすめシーン | 記念日/贈答/長期熟成を楽しむ | 週末の特別な1本/ギフトにも◎ | 平日の晩酌/カジュアルな食卓にぴったり |
以上でございます。
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