たろうカレラって名前は聞くけど、種類が多くて何を選べばいいかわからなくて…



わかります。
カレラは「カリフォルニアのロマネ・コンティ」とも呼ばれる人気ワイナリーですが、実は畑ごとに個性が全く違うんです。
カレラのワインのおすすめを探していませんか?
セントラルコースト、マウントハーラン、そして高級ラインのジェンセンまで、カレラには目的別に選べる豊富なラインナップがあります。
| ワイン名 | セントラルコースト シャルドネ | セントラルコースト ピノ・ノワール | ジェンセン・レガシー・キュヴェ シャルドネ | ジェンセン・レガシー・キュヴェ ピノ・ノワール | マウント・ハーラン シャルドネ | マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ジェンセン・ヴィンヤード | マウント・ハーラン・ピノ・ノワ-ル・ライアン・ヴィンヤード |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 参考画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
| タイプ | 白ワイン | 赤ワイン | 白ワイン | 赤ワイン | 白ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ |
| ブドウ品種 | シャルドネ | ピノ・ノワール | シャルドネ | ピノ・ノワール | シャルドネ | ピノ・ノワール | ピノ・ノワール |
| 参考価格 | 4,840円 | 5,720円 | 5,280円 | 7,071円 | 9,679円 | 25,300円 | 12,910円 |
| 位置づけ | エントリー | エントリー | 特別編(日本限定) | 特別編(日本限定) | トップ(自社畑) | トップ(自社畑・代表格) | トップ(自社畑) |
| おすすめ度 | (4) | (4) | (4.5) | (4.5) | (5) | (5) | (4.5) |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
この記事では、カレラの種類や特徴、当たり年、価格帯別の選び方まで、ソムリエ資格を持つ筆者が実際の口コミやスペックをもとに徹底解説します。
読み終える頃には、あなたにぴったりの1本が見つかるはずです。
是非参考にしてください。


\ ソムリエが実際に飲んで厳選しています /
カレラとは?「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれる理由


カレラは、ブルゴーニュの名門で修業したジョシュ・ジェンセンが1975年に設立したワイナリーです。
ロマネ・コンティと似た石灰岩土壌を求めてマウントハーランを開拓したことから、この異名が付きました。
単に「すごいワイン」ではなく、畑の個性を映すピノ・ノワールを造る哲学があります。
詳しく解説しますね。
ジョシュ・ジェンセンと石灰岩土壌、ブルゴーニュとの関係
カレラの創業者ジョシュ・ジェンセンは、アメリカ人でありながらブルゴーニュで醸造を学びました。
当時ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティなどで研修し、石灰岩土壌の重要性に衝撃を受けたと言われています。
帰国後、彼はカリフォルニア中の土壌を調査し、ようやく見つけたのがマウントハーランの石灰岩質の土地でした。
1975年、この土地に念願のワイナリー「カレラ」を設立します。
ブルゴーニュの土壌を求めて開拓された経緯こそが、「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれる理由なのです。



わざわざ石灰岩の土地を探し回ったんですね。



はい、当時は誰も見向きもしなかった荒れ地でした。
それだけ土壌にこだわった証拠です。
カレラクローンとマウントハーラン
カレラのピノ・ノワールを語るうえで欠かせないのが「カレラクローン」という独自品種です。
ブルゴーニュ由来とも言われていますが、正確な系統は公式に断定されていないため、この点は不確実な情報として留意が必要です。
ですが、マウントハーランは1990年に単独のAVA(アメリカ政府認定ブドウ栽培地域)として認定されています。
- 1社でほぼ独占する希少なAVA
- 石灰岩土壌がミネラル感を生む
- 畑ごとに異なる個性が味わえる
しかもこのAVAの畑の大部分をカレラ1社が所有しているという、非常に珍しいエリアです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| AVA認定年 | 1990年 |
| 標高 | 約670〜760m |
| 土壌 | 石灰岩質 |
| 特徴 | ほぼカレラ単独所有の希少エリア |
ピノ・ノワール好きに人気な理由
カレラが世界中のピノ・ノワール愛好家から支持される理由は、力強さより「繊細さ」を追求する造りにあります。
カリフォルニアワインというと濃厚でパワフルなイメージを持つ方も多いはずでが、カレラは石灰岩土壌の恩恵を受け、ブルゴーニュに通じる酸味とミネラル感を両立させています。
さらに畑ごとに醸造を分けているため、同じピノ・ノワールでも味の違いを飲み比べられる楽しさがあります。
この「畑の個性を楽しむ」という発想こそ、次章で紹介する種類の違いにつながっていきます。



カレラは「濃さ」より「繊細さ」で勝負するワインなんです。
- ブルゴーニュに通じる酸味とミネラル感
- 畑ごとの個性を飲み比べられる
- パワフル系カリフォルニアのピノ・ノワールとは一線を画す


カレラワインの種類と違い


カレラには大きく分けて「セントラルコースト」「マウントハーラン」「単一畑」という3つのシリーズが存在します。
さらに単一畑シリーズの中でも、代表格である「ジェンセン」は特に知名度が高い1本です。
参考価格:25,300円
当ブログ評価:(5.0)
| ワイン名 | カレラ ジェンセン・ヴィンヤード ピノ・ノワール |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール |


カレラを代表する、単一畑シリーズの筆頭格です。
1975年植樹、樹齢50年を超えるジェンセン畑から生まれ、ダークプラムやクランベリー、オレンジピールを思わせる華やかな香りに、ミネラルとブラックチェリーの風味が重なります。長期熟成にも耐えるリッチでまろやかな味わいで、入手困難な希少銘柄としても知られています。
価格帯も飲み口も異なるため、違いを知らずに選ぶと自分に合わない1本を選んでしまうこともあります。
そんな失敗がないように、まずは3シリーズの特徴を整理していきましょう。
セントラルコーストシリーズ



いきなり高いワインは不安なので、まずはここからですね。



はい、カレラの個性を気軽に体験できる入り口としておすすめです。
セントラルコーストシリーズは、カレラの中で最も手に取りやすいエントリーラインです。
- 複数畑のブレンドで価格を抑制
- 流通量が多く入手しやすい
- カレラらしい酸とミネラル感を体感できる
マウントハーラン単独の畑ではなく、カリフォルニア中央海岸エリアの複数の契約畑からブドウを調達して造られています。
そのため単一畑シリーズに比べて流通量が多く、価格も抑えられているのが特徴です。
「まずカレラを試してみたい」という方に向いた入り口的な存在といえます。
品種はピノ・ノワールとシャルドネが中心で、カレラらしい酸とミネラル感は保ちながらも、日常的に飲みやすいバランスに仕上げられています。
マウントハーランシリーズ
マウントハーランシリーズは、カレラの核となるエステートティアーです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 畑の所有 | カレラが唯一のワイナリー |
| 主要品種 | ピノ・ノワール(6区画)、シャルドネ、ヴィオニエ |
| 熟成ポテンシャル | 5〜20年以上 |
使用するブドウはすべて、カレラが唯一のワイナリーとして所有するマウントハーランAVA産に限定され、ラインナップはピノ・ノワール6区画に加え、シャルドネ、ヴィオニエなどなど揃います。
石灰岩土壌由来の高い酸とミネラル感が特徴で、5年〜20年以上熟成可能なポテンシャルを持つワインも珍しくありません。
セントラルコーストシリーズとの1番の違いは「単一畑ごとの個性を味わえるかどうか」にあります。
単一畑シリーズ
単一畑シリーズは、マウントハーランの6つの区画をそれぞれ別々に醸造し、畑ごとの個性をそのまま瓶詰めしたラインです。
ジェンセン、セレック、リード、ミルズ、デヴィリエ、ライアンという6つの畑があり、それぞれ土壌のわずかな違いや標高差によって味わいが異なります。
ブルゴーニュの特級畑が畑ごとに個性を主張するのと同じ発想で造られていて「同じ品種・同じ醸造家でもここまで味が変わるのか」という驚きを体験できるのが最大の魅力です。
飲み比べセットなども流通しているため、興味を持った方はまず2〜3種を比較してみるのがおすすめです。
- ジェンセン(1975年植樹)
- セレック(1975年植樹)
- リード(1975年植樹)
- ミルズ(1984年植樹)
- デヴィリエ(1997年植樹)
- ライアン(1998年植樹)
ジェンセンとは?



ジェンセンは、カレラの「顔」とも言える畑なんです。
ジェンセンは、単一畑シリーズの中でも特に知名度が高い1本です。
創業者ジョシュ・ジェンセンの父の名を冠した畑で、セレック・リードと並ぶ最初期の3畑のひとつとして1975年に植えられました。
栽培面積は14エーカーと、単一畑の中でも比較的広く、安定した生産量を保っています。
価格は単一畑シリーズの中でも高めですが、その分ブランドの哲学が最も色濃く表れた1本といえるでしょう。
- 創業者の父の名を冠した最初期の畑
- 栽培面積14エーカーと単一畑では広め
- カレラを象徴する代表的な1本
カレラワインの選び方


カレラは種類が多いブランドではなく、畑ごとの個性を楽しむブランドですが、とはいえ「結局どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。
ここではタイプ別・価格帯別・向き不向きという3つの軸で、あなたに合う1本を見つけるポイントを紹介します。
タイプ別の選び方(初めて/ブルゴーニュ好き/特別な日)
カレラ選びで最初に考えたいのが「どんなシーンで飲むか」という視点です。
| シーン | おすすめタイプ |
|---|---|
| 初めてカレラを試すなら | セントラルコースト系 |
| ブルゴーニュ好きなら | 単一畑シリーズ |
| 特別な日に飲むなら | ジェンセン |
初めてカレラを試すなら、複数畑をブレンドしたセントラルコースト系が失敗しにくく、価格も手頃です。
ブルゴーニュワインが好きな方には、単一畑シリーズがおすすめ。畑ごとの土壌差が生む繊細な違いは、ブルゴーニュ好きの舌にこそ響きます。
誕生日や記念日など特別な日には、代表格であるジェンセンを選べば間違いありません。
このように「シーン」から逆算すると、種類の多さに迷わず選べるようになります。
価格帯別の選び方(5,000円前後/1万円前後/2万円以上)
カレラは価格帯によって狙える体験がはっきり分かれるブランドです。
| 価格帯 | 狙える体験 |
|---|---|
| 5,000円前後 | セントラルコーストで気軽に楽しむ |
| 1万円前後 | 単一畑の入り口を体感する |
| 2万円以上 | ジェンセンなど稀少な単一畑を味わう |
5,000円前後ではセントラルコーストシリーズが中心となり、日常の週末ワインとして楽しめます。
1万円前後になると、単一畑シリーズの一部やマウントハーランのエントリー的な畑に手が届く価格帯です。
2万円以上を出せば、代表格ジェンセンをはじめとした稀少な単一畑をじっくり味わえます。
「まず試す」なら5,000円台、「畑の違いを体感する」なら1万円台、「特別な1本を選ぶ」なら2万円以上、と考えると迷いにくくなります。
向いている人・向かない人



濃さより繊細さを楽しみたい方に、特におすすめしたいブランドです。
カレラは万人向けのワインではなく、好みがはっきり分かれるブランドです。
ブルゴーニュのような繊細な酸とミネラル感を好む方には、間違いなく刺さる1本になります。
一方で、濃厚でパワフルな赤ワインを求める方にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
また、価格帯がやや高めなため、コスパを最優先する方には不向きな場合もあります。
「繊細さ」を楽しめるかどうかが、カレラとの相性を分けるポイントです。
カレラワインのおすすめ銘柄


実際に日本国内で購入できるカレラのワインをメインに紹介します。
セントラルコーストシリーズから単一畑シリーズまで、価格帯も味わいも異なる銘柄を厳選しました。
| ワイン名 | セントラルコースト シャルドネ | セントラルコースト ピノ・ノワール | ジェンセン・レガシー・キュヴェ シャルドネ | ジェンセン・レガシー・キュヴェ ピノ・ノワール | マウント・ハーラン シャルドネ | マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ジェンセン・ヴィンヤード | マウント・ハーラン・ピノ・ノワ-ル・ライアン・ヴィンヤード |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| タイプ | 白ワイン | 赤ワイン | 白ワイン | 赤ワイン | 白ワイン | 赤ワイン | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ |
| ブドウ品種 | シャルドネ | ピノ・ノワール | シャルドネ | ピノ・ノワール | シャルドネ | ピノ・ノワール | ピノ・ノワール |
| 参考価格 | 4,840円 | 5,720円 | 5,280円 | 7,071円 | 9,679円 | 25,300円 | 12,910円 |
| 位置づけ | エントリー | エントリー | 特別編(日本限定) | 特別編(日本限定) | トップ(自社畑) | トップ(自社畑・代表格) | トップ(自社畑) |
| おすすめ度 | (4) | (4) | (4.5) | (4.5) | (5) | (5) | (4.5) |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
カレラ セントラル・コースト・シャルドネ
参考価格:4,840円
当ブログ評価:(4.0)
| ワイン名 | セントラル・コースト・シャルドネ |
| タイプ | 白ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | シャルドネ |


カレラのラインナップの中で最も手に取りやすいスタンダード・シャルドネです。
セントラル・コースト各地区の畑からブドウを集めてブレンドしており、単一畑シリーズとは違う懐の深さがあります。柑橘や白い花を思わせる香りに、綺麗な酸がすっと通る飲み口。樽の使い方も控えめで、和食にも合わせやすい万能タイプです。
カレラ セントラル・コースト・ピノ・ノワール
参考価格:5,720円
当ブログ評価:(4.0)
| ワイン名 | セントラル・コースト・ピノ・ノワール |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール |


カレラの中で最も親しみやすいスタンダード・ピノ・ノワールです。
厳選した複数の畑のブドウをブレンドしており、単一畑シリーズほどの重厚さはありませんが、カレラらしいエレガントなスタイルはしっかり感じられます。華やかな香りとみずみずしい果実感があり、渋みは穏やかで飲みやすい仕上がりです。
カレラ ジェンセン・レガシー・キュヴェ シャルドネ
参考価格:5,280円
当ブログ評価:(4.5)
| ワイン名 | カレラ ジェンセン・レガシー・キュヴェ シャルドネ |
| タイプ | 白ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | シャルドネ |


創業者ジョシュ・ジェンセン氏の遺志を継ぐ、日本限定のスペシャル・キュヴェです。
セントラル・コーストの厳選畑のブドウを使い、通常のセントラル・コースト・シャルドネよりもミネラル感と酸のきれいさを際立たせた造り。ブルゴーニュ的な洗練を感じさせる、透明感のある味わいに仕上がっています。
カレラ ジェンセン・レガシー・キュヴェ ピノ・ノワール
参考価格:7,071円
当ブログ評価:(4.5)
| ワイン名 | カレラ ジェンセン・レガシー・キュヴェ ピノ・ノワール |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール |


創業者ジョシュ・ジェンセン氏の遺志を継ぐ、日本限定のスペシャル・キュヴェです。
マウントハーランの自社畑ブドウを2割ほどブレンドしており、通常のセントラル・コーストよりも格段に複雑さが増しています。ブルーベリーやプラムの果実感に、きめ細かなタンニンが調和したエレガントな味わいです。
カレラ マウントハーラン・シャルドネ
参考価格:9,679円
当ブログ評価:(5.0)
| ワイン名 | マウントハーラン・シャルドネ |
| タイプ | 白ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | シャルドネ |


カレラの白ワインで最上位に位置づけられる、自社畑マウントハーラン産の1本です。
グアバやみかん、フェンネルを思わせる華やかな香りに、白桃やパッションフルーツのようなリッチな味わい。それでいて自然な酸がすっと全体を引き締めているため、リッチながらも重すぎない仕上がりです。「カリフォルニアのル・モンラッシェ」とも称される、白ワイン好きにこそ試してほしい1本です。
カレラ マウント・ハーラン・ピノ・ノワール・ジェンセン・ヴィンヤード
参考価格:25,300円
当ブログ評価:(5.0)
| ワイン名 | カレラ ジェンセン・ヴィンヤード ピノ・ノワール |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール |


カレラを代表する、単一畑シリーズの筆頭格です。
1975年植樹、樹齢50年を超えるジェンセン畑から生まれ、ダークプラムやクランベリー、オレンジピールを思わせる華やかな香りに、ミネラルとブラックチェリーの風味が重なります。長期熟成にも耐えるリッチでまろやかな味わいで、入手困難な希少銘柄としても知られています。
カレラ マウント・ハーラン・ピノ・ノワ-ル・ライアン・ヴィンヤード
参考価格:12,910円
当ブログ評価:(4.5)
| ワイン名 | カレラ ライアン・ヴィンヤード ピノ・ノワール |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 生産国 | アメリカ |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール |


カレラの自社畑の中で最も標高の高い、約762m地点にある単一畑です。
1998年・2001年植樹と単一畑の中では最も若い樹齢のため、樹勢が強く、明るく生き生きとした赤い果実の香りが際立ちます。ブラックプラムのアロマにミネラル感が重なり、タンニンは穏やかで、単一畑シリーズの入り口としても飲みやすい1本です。
カレラワインの当たり年


カレラは畑ごとに個性が異なるため、当たり年も一律ではありません。
とはいえ、せっかく飲むなら「秀逸な年」を是非楽しんでいただきたいと思います。
ヴィンテージ選びに迷ったときの目安として、まずは評価の傾向を押さえておきましょう。
評価が高いヴィンテージ
カレラのヴィンテージを見る場合は、まず「Central Coast Pinot Noir」のチャートを参考にするのがおすすめです。
なかでもカレラは冷涼感のあるピノ・ノワールを得意とするため、補助的にはこの産地のPaso RoblesよりもSanta Barbara Pinot Noirの評価を参考にすると、味わいの傾向をつかみやすいでしょう。
| ヴィンテージ | ワインアドヴォケイト(セントラルコースト・サンタ・バーバラ) | Wine Enthusiast(セントラルコースト) |
|---|---|---|
| 2021年 | 95 Point | 93 Point |
| 2020年 | 90 Point | 93 Point |
| 2019年 | 95 Point | 93 Point |
| 2018年 | 94 Point | 92 Point |
| 2017年 | 90 Point | 91 Point |
| 2016年 | 92 Point | 92 Point |
| 2015年 | 87 Point | 91 Point |
| 2014年 | 94 Point | 92 Point |
| 2013年 | 93 Point | 90 Point |
| 2012年 | 93 Point | 89 Point |
なかなか古いヴィンテージは探すの苦労しますが、若いヴィンテージであれば、販売数も多く比較的購入がしやすいはずです。
とくに直近ヴィンテージでも決して悪いというわけではないので、是非今狙っていただくとおすすめです。




ヴィンテージの選び方
ヴィンテージ選びで大切なのは、点数の高さだけでなく「今飲みたいか、寝かせたいか」という視点です。
カレラは冷涼な気候の畑が多く、涼しい年は酸が際立つエレガントなスタイルに、暖かい年は果実味豊かなスタイルになる傾向があります。
今すぐ楽しみたいなら、リリースから5〜10年ほど経った熟成ヴィンテージが飲み頃の目安。
逆にこれから熟成を楽しみたいなら、ここ数年のフレッシュなヴィンテージを選び、数年寝かせるのもおすすめです。



点数が高い年を選べば間違いないと思っていました。



点数はあくまで目安です。
今飲むか、寝かせるかで選ぶヴィンテージも変わってきますよ。
- 今すぐ飲むなら:リリースから5〜10年程度の熟成ヴィンテージ
- 寝かせて楽しむなら:直近数年のフレッシュなヴィンテージ
- 涼しい年:エレガントで酸が際立つスタイル
- 暖かい年:果実味豊かでボリューム感のあるスタイル


当たり年だけで選ばない方がよい理由
高評価のヴィンテージには、見落としがちな注意点もあります。
まず、人気の高い当たり年は流通量が少なく、入手困難になりやすいという現実的な問題です。
実際、ジェンセンの2007年・2014年ヴィンテージは人気のため在庫が確保しにくいという状況も報告されています。
また、評価誌のスコアはあくまで評論家の好みを反映したものであり、必ずしも自分の好みと一致するとは限りません。
冷涼な年のエレガントなスタイルを「物足りない」と感じる人もいれば、逆に「繊細で美しい」と評価する人もいます。
なので点数よりも、自分がどんなスタイルを求めているかを軸に選ぶことが大切です。
よくある質問(FAQ)


ここまでカレラワインの種類や選び方、当たり年まで解説してきました。
最後に、検索で特に多い質問をまとめてQ&A形式でお答えします。
気になる項目だけでもチェックしてみてください。
- カレラで一番人気なのは?
-
単一畑シリーズの中でも特に知名度が高いのが「ジェンセン」です。
創業者の父の名を冠した最初期の畑で、カレラを代表する1本として紹介されることが多い銘柄です。 - カレラの当たり年は?
-
直近では2020年・2021年が特に評価の高いヴィンテージです。
マウントハーラン・シャルドネはこの2年、ジェームス・サックリング誌で96点という高スコアを獲得しています。
2012年・2013年も評価は高いのですが、流通量が少なく入手困難な傾向があるため、実際に手に入れやすいという点では直近のヴィンテージがおすすめです。 - カレラはロマネ・コンティと関係がありますか?
-
資本的な関係はありません。
創業者ジョシュ・ジェンセン氏がロマネ・コンティなどブルゴーニュの名門で研修した経験から、同じ石灰岩土壌を求めてマウントハーランを開拓した、という経緯が「カリフォルニアのロマネ・コンティ」という異名の由来です。 - カレラを最初に買うならどれですか?
-
まず気軽に試したいなら、複数畑をブレンドしたセントラルコーストシリーズがおすすめです。
価格も手頃で、カレラらしい酸とミネラル感を体感できます。
【まとめ】カレラワインのおすすめは?


カレラは、種類が多いブランドではなく「畑ごとの個性を楽しむブランド」です。
同じピノ・ノワールでも、畑が変われば味わいがまったく違うので、この驚きこそがカレラの1番の魅力といえます。
いずれも、まず気軽に試したいなら、セントラルコーストシリーズがおすすめで、価格も手頃ですしカレラらしい酸とミネラル感をしっかり体感できます。
もう少し本格的な味わいを求めるなら、マウントハーランの自社畑ブドウをブレンドしたジェンセン・レガシー・キュヴェが、価格と満足度のバランスに優れた1本です。
そして特別な日には、代表格ジェンセン・ヴィンヤードは是非お試しいただきたいと思います。
まずは1本、あなたに合うカレラを見つけてみてください。
以上でございます。
「めしわいん (@meshi_wine)」からご覧いただきありがとうございました。
























